ぺへアオエ〜!(ハワイ言葉で「お元気ですか?」)
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今回は、【筋肉を維持して体脂肪だけ落とす方法】についてご説明します。
ご紹介の前に、大前提としてトレーニーの「痩せる」という言葉の定義は下記になります。
- 痩せる = 体重を落とす → ×
- 痩せる = 体脂肪を落とす → ◎
本記事の結論をお伝えします。
【減量の順序】
- 【手順1】タンパク質は減らさない
- 【手順2】脂質も摂取する
- 【手順3】有酸素は最終手段
※誰でも出来る様に事例を交えてお伝えします
それでは上記の結論について、解説していきたいと思います。
2種類の減量方法
あなたの減量はどっちですか?
- LowCarb=低炭水化物
- LowFat =低脂質
私は、基本②番の”LowFat”で脂肪を落とします。
私が①番の”LowCarb”を選択しない理由は2点あります。(個人の意見)
- 管理が難しい
- お金がかかる
ただし、どちらの方法が自分に合っているのか、又は、自分に試せそうなのか、をメリットとデメリットを交えてご紹介します。
◆LowCarb(低炭水化物)
【メリット】
- 短期間で脂肪を落としやすい
【デメリット】
- 豊富な知識と計画が必要で面倒
- 費用がかかる
- 長期間には向かない(中性脂肪が上がる)
- 筋力が一時的に落ちる(炭水化物を摂らないため)
◆LowFat(低脂質)
【メリット】
- 日頃の食事から取り入れられる
- 筋力を維持しやすい
- 費用が安い
【デメリット】
- 短期間で脂肪は落ちない
- 空腹感がある
◆どちらが良いのか?
トッププロ選手でも、各選手で、人それぞれです。
更に、去年は「LowCarb」の選手が翌年は「LowFat」に変わるケースも珍しくありませんので、自分に合っている、取り入れやすい方を実践してください。
私は「LowFat」を行っています。
減量の注意点
筋肉を落とさず体脂肪だけを落としたい時の注意点は3点あります。
- タンパク質の摂取量は「体重×2g」
- 脂質も摂取する
- 有酸素運動は最終手段
上記について、理由を解説します。
◆タンパク質の摂取量は「体重×2g」
筋肉の維持、体脂肪を減らす行為にタンパク質は必須だからです。
減量期間はなるべく固形タンパク質で摂取して下さい。
固形物を消化する際に”代謝熱”が発生するので、飲み物より固形物が痩せやすいです。
- 卵
- お肉
- お魚
◆脂質も摂取する
脂質を制限し過ぎると、テストステロン値が下がり返って痩せづらい体になります。
LowFatの減量でも最低限「体重×0.8g」は摂取しましょう。
◆有酸素運動は最終手段
有酸素運動は”新糖性”(筋肉分解)を促して痩せづらい体質になります。
上記を踏まえて、計算方法を参考例も交えてご説明します。
【手順1】ベースカロリーの計算
ベースカロリーとは、ベースカロリーを摂取していれば「太りもしなければ痩せもしない」現状維持できるカロリー量の事です。
≪ベースカロリーの計算公式≫
- 筋トレをしている人 = 徐脂肪体重×40→今回はこちらで計算
- 筋トレをしていない人= 徐脂肪体重×35
※徐脂肪体重とは、体重から体脂肪を引いた数値のこと。
■体重が60kg&体脂肪率が10% の人の計算式
- 60kg(体重) × 10%(体脂肪率) = 6kg(体脂肪)
- ➡︎ 60kg(体重) – 6kg(体脂肪) = 54kg(徐脂肪体重)
- ➡︎ 54kg(徐脂肪体重) × 40kcal = 2160kcal(ベースカロリー)
【サプリメント記事】
【手順2】減らしたい量を把握する
◆減量する前の計算例
- 【7ヶ月前】 ①体重60kg②体脂肪10%③体脂肪量6kg
- 【増量終了後】④体重70kg⑤体脂肪18%⑥体脂肪量13kg
- 体重増加 ④ – ① =10kg
- 体脂肪量 ⑥ – ③ = 7kg
- 除脂肪体重増加 10kg – 7kg = 3kg
※除脂肪体重3kg増加とは、要は3kg筋肉だけで増加できた。
※体脂肪を1kg減らす為に、必要なカットカロリーは”7,200kcal”です。
上記の計算例では、7kgの体脂肪が増加しているので計算は下記です。
【7ヶ月間の過剰摂取計算】
- 7,200kcal × 7kg = 50,400kcal
- 計算例では、3kgの筋肉増加の為に7ヶ月間(210日間)で50,400kcalを摂取しました。
【1日あたりの過剰摂取量計算】
- 50,400kcal ÷ 210日 = 240kcal
- 計算例では、3kgの筋肉増加の為に毎日で240kcalの過剰摂取を210日間継続しました。
【10日間で1kgの減量目安】
240kcal + 720kcal = 960kcal
増量期の食事から960kcalをカットすると、10日間で1kgの減量が可能になります。
※720kcalは体脂肪1kg7,200kcalの10日間で割ったkcalです。
【手順3】マンネリからの脱却
手順1と手順2を継続し続ければ、ずっと痩せ続けることはありません。
人間は適応能力があるので慣れます。
減量メニューを頑張っても、停滞するのでその時には以下のような対策を取ります。
- 筋トレの強度を上げる
- 有酸素運動を取り入れる
- 最終手段でハイカーボデイを導入
まとめ
いかがでしたでしょうか?
【減量の順序】
- 【手順1】タンパク質は減らさない
- 【手順2】脂質も摂取する
- 【手順3】有酸素は最終手段
減量に悩まれている方は、上記の内容を参考に実践してください。